│流産経験から立ち直る│知っておくべき流産リスク5つ

こんにちは。

ここでは、流産リスクとして考えられるものを5つご紹介します。

現在妊娠中の方だけでなく、次こそ妊娠を継続したいという女性たちのヒントになりますように・・・。

 

流産リスク1.高齢妊娠

流産のリスク因子として一番高いのが、高齢妊娠の壁。

流産は妊娠する女性全体の15%に起こると言われていますが、この15%の確率を低いと感じますか?それとも高いと感じますか?

実はこの15%という数字は、すべての女性に当てはまるものではありません。

 

どういうことかというと、流産率が15%という計算は「34歳までの女性の場合」で調査した結果なのです。

流産リスクは、年齢によって上がります。

つまり高齢妊娠の流産リスクはもっと高いということです。

34歳までは15%の流産リスクが、なんと35歳で20%、40歳で40%、42歳で50%、42歳以降は80%になると言われています。

高齢妊娠は妊娠する確率が低いばかりか、流産リスクも高くなっています。

 

高齢妊娠の場合に流産リスクが高くなってしまうのは、次にあげる「染色体異常」を引き起こしやすくなるからです。

 

年齢を重ねると衰えるのは、肌や体力だけではありません。

若々しい元気な卵子と加齢によって衰えた卵子では、染色体異常が起こるリスクが違います。

高齢妊娠でも元気な赤ちゃんを産んで育てている人はたくさんいますし、これから妊娠しようと思っている人、すでに妊娠している人の不安をあおるようなことはしたくありません。

しかし統計上は、年齢が上がるにつれて流産リスクも上がるということです。

※高齢妊娠と流産の関係についてはコチラの記事でもまとめています。

 

流産リスク2.妊娠初期の染色体異常

流産の80%以上は、妊娠初期の時期に起こると言われています。

妊娠初期は「妊娠に気がついていない人」も多いです。

でもお母さんがタバコを吸っていたから、お酒を飲んでいたから、仕事で無理をしたから・・・など、このような理由で流産するのではありません。

妊娠初期流産のリスクが最も高いのは、染色体異常です。

染色体というのは、細胞の核の中にあるDNA(遺伝子)のこと。

だから染色体そのものに異常がある場合は、お母さんや先生がどれだけ頑張っても残念ながら流産してしまいます。

 

実際に流産を経験したことのある女性なら分かるかもしれませんが、妊娠初期の流産では「赤ちゃん側の問題だから」とか「君のせいじゃない」、「自然界ではよくあること」、「防ぎようのない流産だった」、「そういう運命だった」と先生から声をかけられることがあります。

このようなことを言われると、「私の赤ちゃんを何だと思っているんだ!」と悲しみや怒りがこみあげてくるかもしれません。自分のせいじゃないと言われても、自分の中に宿った命だから辛いですよね・・・。でも医学的に見ると染色体の流産リスクはとても高いです。そしてその流産は本当に防ぎようがありません。あなたのせいでは決してないのです。

 

流産リスク3.冷え症で血の巡りが悪い

妊活を行う女性の多くは「温活」といって体を冷やさない工夫を行いますが、これは妊娠中も大切です。

あなたは手足の冷えを感じていませんか?

いつも肩こりや頭痛に悩まされていませんか?

 

こういった冷えからくる症状は、体の血液の流れを悪くして流産リスクを上げてしまいます。

冷え性だからといって、絶対に流産するわけではありません。

でも冷えと流産が関係しているというデータはゼロではないので、流産リスクを減らすなら冷えを予防するに越したことはないでしょう。

 

流産リスク4.ストレスが多い

ストレスを感じるとき、体にギュッと力が入っているのを感じたことはありませんか?

私たちの体はよくできていて、ストレスを感じると無意識にストレスに対抗するように働きかけます。

例えば、筋肉をギュッと硬くして防御したりアドレナリンを出して攻撃モードに切り替えたり。あなたがストレスを感じていても、感じていなくても脳からピピッと指令が出ています。

 

でも実は、ストレスも流産リスクの1つです。

ストレスがあるから流産するという医学的根拠まではないのですが、ストレスを感じることによる体の変化が流産リスクを高めてしまう可能性があります。

体にギュッと力が入ると血流が悪くなって「冷え」が起こりますし、アドレナリンが大量放出されるとビタミンCやカルシウムなどの栄養素がたくさん消費されてしまいます。

本来なら赤ちゃんの成長のために使われるべき栄養素が、ストレスに対処するために消費されてしまうのです。流産リスクを減らして妊娠を継続させたいなら、ストレスで栄養素の無駄遣いをしないようにしたいですね。

 

流産リスク5.不育症の可能性

不育症という言葉を聞いたことがありますか?

不育症というのは、2回以上の流産・死産・あるいは早期新生児死亡の既往歴がある場合に使われる言葉です。

正式な医学用語ではないので定義はあいまいですが、「厚生労働省の不育症研究班」が調査した結果によれば不育症も流産リスクの1つだと言えます。

不育症のリスクとして考えられるのは、子宮形態の異常・甲状腺の異常・夫婦の染色体異常・抗リン脂質抗体陽性など・・・。

 

不育症が原因で流産を繰り返している場合には、専門のクリニックで適切な治療を受ける必要があるかもしれません。

なお不育症については別の記事で書いているので詳しい説明は省きますが、2回以上の流産があっても不育症ではないこともあります。

現に私は、3回の流産を経験していますが不育症ではありませんでした。

 

まとめ

流産のリスク因子となりえるのは以下の5つです。

  • 高齢妊娠
  • 染色体異常
  • 冷え
  • ストレス
  • 不育症

 

「冷え」と「ストレス」に関しては現在のところ医学的根拠のあるデータはそろっていませんが、流産経験者のデータを見る限りは「無関係」と言い切ることはできないでしょう。

 

 

『If You』

 

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