│流産経験から立ち直る│神の領域!?生理と流産の出血の違いとは

こんにちは。

妊娠を望む多くの女性が、生理予定日近くになるとドキドキしています。

このまま生理が来てしまうのか、それとも生理が来ないまま妊娠するのか・・・。

トイレに行くたび緊張してしまいますね。

ここでは流産の時の出血と、生理の出血の違いについて解説していきます。

 

生理日あたりの出血・・・これって生理?それとも流産?

  • いつもよりちょっと遅めの生理だった。
  • 生理痛がひどく出血が多かった。
  • 排卵検査薬でドンピシャで性交したあとの生理だった。
  • 妊娠検査薬をフライングで使ったら陽性反応が出た。

 

このようなタイミングで生理日あたりに出血があると、「もしかして流産したあとの出血?」と不安になるかもしれません。

とくに生理前の症状がいつもと違ったりすると、「もしかして妊娠していたのでは・・・」と考えてしまいますね。

生理周期が安定している人ならなおさらだと思います。

でも一般的に月経周期は25~38日だと言われており、この範囲であれば「単に生理が遅れただけ」と考えるのが一般的です。

じゃあ流産した可能性はないのかというと、そうとも言えません。

受精したけれど着床はしなかった可能性があります。

 

これは医学的には流産ではなく「生化学的妊娠(化学流産)」と呼ばれる現象で、流産回数にはカウントされません。

本来ならば気が付くはずのなかった、ごく初期の化学流産です。

 

流産の出血と生理の出血には違いがある?

出血の状態を見て、流産か生理か判断したいという人は多いのではないでしょうか。

でも実は、出血状態を見ただけでは流産かどうか分かりません

流産を経験した人の体験談や手記では「出血の量がだんだんと増えた」、「いつもより量が多く痛みが伴った」、「レバーの塊状のものが出た」という意見もありますが、これらの情報もバラバラです。産婦人科医であっても、生理時の出血を見ただけでは分かりません。

 

なお基礎体温をつけている人なら、高温期がどれくらい続いていたかで判断することができます。

すでにご存じの方は多いかもしれませんが、一般的に高温期が2週間以上続くようなら妊娠の可能性があるからです。

 

もしくは高精度の妊娠検査薬であれば生理予定日当日の尿でも「陽性反応」が出ることがあります。

でも仮に陽性が出たとしても、生理が来たということは残念ながら化学流産してしまっていますので、数日~2週間後には妊娠検査薬の反応が陰性に変わるはずです。

化学流産の場合は産婦人科に行く必要はありませんが、いつもと様子が違ったり出血が長引くようであれば、一度受診されても良いかもしれませんね。

 

化学流産って何なの?流産と違うの?

このページの記述では、あえて流産と書かずに「化学流産」という言葉を使用しています。

生理日あたりの出血でみられるのは、医学的には流産とカウントされないものだからです。

 

「化学流産」というと流産の一種のように誤解する人がいるのですが、流産ではありません。

化学流産の正式名称は、生化学的妊娠です。

卵子と精子が出会って受精はしたけれども、着床できずに出血した状態のことを指します。

 

どこから妊娠というのかは非常に難しい問題なのですが、医学の世界では着床していない状態を妊娠とはカウントしません。

妊娠初期の流産の原因のほとんどが「染色体異常」と言われていることをご存知でしょうか。

 

実はこの染色体異常は、受精卵の時点では40%もの割合です。

これが着床前に25%に減り、実際に妊娠に至ったときには10%にまで減少します。

つまり「妊娠」と呼ばれる状態になるまでに、40%あった染色体異常の受精卵のうち30%は流れてしまうのです。

 

実は化学流産は、ほとんどの女性が気がついていません。

化学妊娠に気が付いているのは、本気で心から妊娠を望む女性くらいです。

ほとんどの女性は化学妊娠しても気がつかずに、いつも通りに過ごしています。

 

化学流産が広く認知されたのは、妊娠を望む女性が増えたこと、そして医学の進歩があったから。

今までは「知りようがなかった段階」で妊娠が分かってしまうようになったため、化学妊娠というものができたと言っても過言ではないでしょう。

 

まとめ

流産の出血と生理の出血を見た目で判断することはできません

実際に流産を経験した人の中には「いつもと違う生理だった」という人もいますが、感じ方は人それぞれ。

 

いつも通りの生理で化学流産を経験している人も大勢いますが、医学の世界では生理日前後の流産は「流産」とカウントされません

生化学的妊娠(化学流産)と呼ばれ、妊娠に至る前だという認識です。

化学流産の場合は基本的に病院を受診する必要はありませんが、明らかに生理の様子がいつもと違っていたり、痛みを伴う場合には病院を受診することをおすすめします。

 

 

If Youコラム

 

妊娠を望む女性にとって、化学流産とはいえ「流産した」という事実は辛いものです。

妊娠したのにどうして流産してしまったのだろう・・・と思ってしまいますね。

医学の世界では妊娠じゃないという言い方も、なんだか冷たいような気がします。

 

どこからが命で、どこまでが化学なのか。

お腹の中に一度は宿ったかもしれない命だと思うと、整理がつかないかもしれません。

 

じつは興味深い研究資料があります。

1996年にアメリカで発表された論文なのですが、不妊や不育で悩んでいない健康なカップルが「排卵日当日に避妊なしで性行為」をもった結果について書かれたものです。

性交渉を持った後、生理まで毎日高精度の妊娠検査薬で尿を検査します。

すると生理予定日までに妊娠が発覚したカップルが複数現れました。

 

しかし、そのうち31%が結果的に初期流産

興味深いのは、この31%の流産のうち41%は「化学流産」だったということです。

 

つまり妊娠したカップルのうち、40%は化学流産したということ。(通常なら妊娠検査薬を調べないような時期です)

しかもこの40%は、いつも通りに生理がきています。

 

何を言いたいかというと、「高精度の妊娠検査薬をフライングで使わなければ、気づくはずのなかった妊娠だった」ということです。

現代のような高性能の妊娠検査薬がなければ、化学流産という言葉が誕生することはなかったでしょう。

 

実際に産婦人科の医師たちは、化学流産は妊娠だと認めていません。(医学的にも認められていません)

本来ならば妊娠だと気が付くはずがない「神のみぞ知る妊娠」だからです。

 

ただし化学妊娠を頻繁に繰り返している場合には、「着床障害」が疑われることもあります。

この点については別の記事で詳しくご紹介しますが、あまりに早い段階で妊娠検査薬を使ってしまうのは避けた方が良いのかもしれません。

その方があなたも、あなたのパートナーも傷つかなくて済むことがあります。

 

If you want to change,Why not try doing something different from the usual?

変わりたいと思うなら、いつもと違うことをしてみたら?
※3回目の流産のあと、私が出会った言葉です

 

 

『If You』

 

コメント