│流産経験から立ち直る│妊娠中期でも流産する?症状や兆候は?

こんにちは。

妊娠中期に入るまでの道のり、とても長く感じられたのではないでしょうか。

妊娠中期というのは、ちょうど妊娠5か月~7か月目のことを指します。

世間一般に「安定期」と呼ばれる時期で、芸能人の妊娠発表もこの時期まで待つことが多いですね。

でも「妊娠中期の安定期=流産しない」は間違いです。

妊娠中期だからこそ気をつけておきたい流産のトラブルや、症状についてまとめました。

 

安定期に入る妊娠中期は流産しないって本当?

妊娠初期はハラハラ・ドキドキ・不安の連続だったのではないでしょうか。

産婦人科でも「流産しやすい時期だから気をつけて」と言われたり、「周りに言うのは妊娠中期になってからの方が良い」をアドバイスされたりする妊婦さんは多いと思います。

そして待ちに待った妊娠中期!

「やっと安定期に入った!!」とホッとしておられる方は多いと思います。「安定」という言葉からは、妊娠がこのまま安定して続いていくような力強いイメージを受けますね。

 

多くの妊婦さんが「安定期=妊娠状態が安定した」と勘違いしているのですが、実は違います。

 

実は、安定期の「安定」は、ホルモンの状態を指す言葉

妊娠中期に入って「ホルモン状態が安定した」ことの総称が、「安定期」です。

妊娠中期は安定期だから、多量無理しても流産しないという情報は間違い。

産婦人科医の立場から言えば、流産の心配がないという意味の安定期はないのです。

 

妊娠中期以降に流産する確率は2%未満

流産は妊娠した女性の約15%に起こると言われており、流産全体の約80%が妊娠12週未満の初期流産だとされています。
※高齢妊娠の場合は流産の確率が年々上昇します。高齢妊娠について知りたい方はコチラから

日本産婦人科学会が調べた調査内容によれば、妊娠12週~22週までの後期流産の割合は全体の2%未満です。

 

妊娠中期の安定期(5か月~7か月)は、妊娠16週~27週にあたります。

つまり中期の時期でも、流産する確率はゼロではないということです。

妊娠中期の流産率2%という数字、多いと思いますか?それとも少ないと思いますか?

感じ方は人それぞれだと思いますが、100人の妊婦さんがいれば理論上はそのうち2人が流産してしまうという計算です。流産せずに無事に出産した女性にとっては「妊娠中期は流産しない安定期」に違いないでしょう。

でも妊娠中期に流産してしまう人が現実に存在するということを覚えていてください。

 

妊娠中期の流産の症状は?どんな兆候があったら気を付けるべき?

妊娠初期の流産は自覚症状がないことがほとんどです。

では妊娠中期の流産ではどうなのでしょうか。

「こんな症状が出たら安静にしよう」というサインがあれば良いですよね。

でも残念ながら、妊娠中期以降の後期流産も自覚症状がないことがほとんどです。

妊娠初期の流産と同じで、目立った症状は現れません。

妊娠検査の超音波検査で判明するケースがほとんどです。

 

流産経験ブログや手記などでは、「中期の流産前に腹痛があった」・「お腹が冷えたときのようなキューッとした感覚があった」・「おっぱいの張りがなくなった」という人もいますが、これもすべての人に当てはまるわけではありません。

 

妊娠中期の流産前の兆候で一番多いのは「出血」です。

生理の終わりごろのような少量の出血や、色のついたおりもので異変を感じる可能性があります。

なお妊娠中期の出血にすぐ気がつけるよう、トイレットペーパーは「白色無地」のものを使いましょう。お恥ずかしい話ですが、私自身最初の流産は「濃いピンク色の模様がついたトイレットペーパー」を使っており、茶おりものに気が付きませんでした・・・。病院で「おりものに色がついているよ!いつから?」と指摘され、「変化に気がつけるように白色無地のものを使って」とアドバイスをもらいました。

 

中期の兆候で多いのは「少量の出血」ですが、中には大量の出血で流産してしまうケースもあります。

出血の量の目安は、生理の2~3日目と同じかそれ以上。昼間用のナプキンで対処できないくらいの出血は、かなり危険です。

すぐに病院に電話して、受診の指示を待ってください。(電話なしで行くと待たされることがあるため、念のため1本電話をしておくと安心です)

 

「妊娠中期は安定期だから」と自分で車を運転する妊婦さんは多いのですが、出血があるときは誰かに送ってもらうかタクシーを使ってください。

通院が理由のタクシー代は「医療費」として税金の還付時期に申請できるので、必ず領収書をもらっておきましょう!

 

そのほか妊娠中期の流産の兆候で多いのは「腹痛」

「妊娠中期はお腹が大きくなる時期だから、腹痛があっても普通」と軽く考えるのは危険です。

 

お腹が大きくなる時のググッとひっぱられるような腹痛とは違い、下腹部がピンポイントで痛みます

ギューッと絞られるような痛み、ズキズキと脈打つような痛み、立っていられないほどの鈍痛など、明らかに異変がある場合は出血同様に病院に電話を掛けます。

腹痛のあとに出血するケースも多いので、トイレの時には注意深く観察してください。

 

出血と腹痛は妊娠初期にもみられる流産の兆候ですが、妊娠中期になると胎動の変化で流産を感じる方が増えます。

胎動を感じることができるのは、安定期に入った中期の5か月~6か月頃

今までポコポコと動いていた胎動が急になくなったり、回数が減ったりして不安になって病院を受診したら「流産の兆候だった」ということも多いようです。

 

そのほか今までにないくらい胎動が急に激しくなり、そのあとピタリと止まった・・・という体験談もありました。

胎動が激しくなったのはお腹の中で苦しくなった赤ちゃんが暴れたため、ピタリと止まったのは亡くなったためと考えられます。胎動を感じられるのは妊婦さんだけなので、本当に不安で心細かっただろうと思います・・・。

 

なお、おっぱいの張りに関してはホルモンの関係で流産後もしばらく続く方が多いです。

妊娠中期に流産したからと言ってすぐに体が妊娠前の状態に戻るわけではありません

流産後に妊娠中の症状がでると辛いですよね。

気持ちに整理をつけないといけないのに、赤ちゃんのことが思い出されてしまいます。おっぱいから出る乳汁を見て、涙が止まらなかったという人もいます。

 

まとめ

安定期と呼ばれる妊娠中期ですが、「流産しない時期」ではありません。

流産の可能性は全体の2%ほどあり、100人に2人の妊婦さんが妊娠中期以降の流産を経験しています。

決して不安をあおるわけではありませんが、現実に流産のリスクがあるということを知ってください。そして「安定期だから」という安心感を持たないでください。妊娠そのものの「安定期」はないのですから。

 

中期以降の流産とストレス・冷え・食生活に関する医学的な根拠はありませんが、流産した後に「もしかしてアレが悪かったのかも・・・」と後悔している流産手記はとても多いです。

あとで後悔しないために、あなたが今できることは何でしょうか?

 

この記事でお伝えしたかったのは、「中期以降も流産するんですよ!」と不安をあおることではありません。

中期以降流産するという事実をお伝えしたうえで、不安を減らすための方法を試してほしいと思っています。

 

流産の不安を抱えながらの毎日、しんどくないですか?

しんどいと思う気持ちはストレスになって、赤ちゃんに届けるはずだった体の栄養素をどんどん消費してしまいます。

 

ゆっくり休んであげること、必要な栄養を補ってあげること。

まずはあなた自身の心と体をいたわってほしいな…と思います。

 

経験上、それが難しいことは分かっていますが・・・

悲しさが大きくなると、どうしても自分を責めてしまうと思います。

だからこそ、休んでほしいです。

 

休んだって何も変わらないという人はいますが、休むと「脳」が元気になります。

脳の元気は、心と体の元気です。

どうか少しでもアナタが前向きになれる方法が見つかりますように・・・。

『If You』

 

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